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 Q&A


ビジネスモデル「探険」談 By 張 輝
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第46回 AIと音楽とBM、テクノロジーと社会


 わが国における唯一のビジネスモデル総合誌「BMAジャーナル(Business Model Association Journal)」は、最新号を2017年10月4日に公開した(BMAはビジネスモデル学会の略記)。

 昨今、「AIが音楽産業を救う」と言われる一方、「AIの音楽で泣けますか」というタイトルの記事もある。AIと音楽とはどこで繋がることになったのか、自動作曲とはどのようなことなのか、そこから「個性」というものがどこまで生まれうるのか、音楽ビジネスにも大きく影響すると思われる「お抱え作曲家」が求められる時代がいつか来るなら、応えるための課題とは何かなどについて、最新号では、「特集1 AIと音楽とビジネス」をもって多様な観点から探り、また、サイエンス経済の時代における産学連携の在り方等について、「特集2 ビジネスモデル及びその周辺を考える」としている。

 特集1では、「AIと音楽」「音楽産業におけるビジネスモデルの潮流に関する一考察」「AIによる音楽は心を動かすことができるのか」「AIが音楽ビジネスに与える影響とは」を、特集2では、「Law, Ethics and Business -How companies gain trust through websites?」「岩手と高知の広域連携事例から見た産学官連携モデル」「Fin Tech がもたらすビジネスの可能性」「平野正雄著『経営の針路〜世界の転換期で日本企業はどこを目指すのか〜』」などのコンテンツを提供している(詳細)。

 いつもながら、ご協力して頂いた方々に深く感謝するとともに、どこかでゆっくりと飲みながらもう一度お話ができれば、と思う。波瀾万丈な時代、その底流はどこで流れてて、これをどのように洞察していくのか、いかにして「先送り」から「先取り」になるようにアクションをおこしていくべきなのか。


 ところで、BMAは、2017年10月22日(日)、早稲田大学小野記念講堂にて、「未来の作り方〜テクノロジーは社会をどこまで変えていくのか〜」を題とする2017年秋季大会を開催し、産学各界の専門家や経営者が登壇し、「ディープラーニングが変える世界」「オープンエデュケーション…教育の革命」「モビリティの未来」「サイエンス・テクノロジーと医療 ー 免役学x IT が拡げる医療・健康の可能性」「未来がつまらないなら自分で作れ」などを題とする講演や対談が予定されている。学会といえば、アカデミアの集まりというイメージがあるかもしれませんが、BMAには経営者、投資家、経営コンサルタント、金融マンなども多く入会しており、秋季大会は非会員でも参加することができる。詳細は以下サイトにてご確認ください。

<BMA2017年秋季大会概要>

日時  : 2017年10月22日(日)10:30〜18:00
会場  : 早稲田大学・小野記念講堂
      〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
      JR 山手線・西武線 高田馬場駅 徒歩20分
      地下鉄東西線 早稲田駅 徒歩5分
      都電荒川線 早稲田駅 徒歩5分

会費  : 一般 8,000円/会員 4,000円/学生会員 3,000円
      ※会費が無料となる、入会キャンペーンを実施しています。
      詳しくはホームページをご覧ください
      お申込み: Peatix にてお申込受付中です。
      http://autumn.peatix.com

定員  : 120名 ※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます
主催  : 特定非営利活動法人ビジネスモデル学会
URL   : https://biz-model.org/2017/09/23/2017autumn/


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