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第7回イブニングセッション ICTの新トレンドとビックデータ革命
〜 宇宙開発の新たな方向性を例として 〜

講師:藤原洋氏
報道&写真:「ビジネスモデルの輪」編集部
 


 今日、「ビックデータ」というキーワードは広く知られるようになったのはいうまでもないだろう。しかし、宇宙開発に関連付けて熟考し講演される専門家は少ない。2013年2月6日夕方6時半、「霞ヶ関ナレッジスクエア エキスパート倶楽部」にて、学会第7回イブニングセッションにて、藤原洋氏は「ICT(情報通信技術)の新トレンドとビックデータ革命〜宇宙開発の新たな方向性を例として〜」を題とした講演を行い、産学各界から来場した方々の強い関心を集めた。

 藤原氏は(株)インターネット総合研究所代表取締役所長、(株)ナノオプトメディア代表取締役社長、(株)ブロードバンドタワー 代表取締役会長兼社長を務められるほか、(財)インターネット協会副理事長、慶應義塾大学大学院プロジェクト研究教授、宇宙研究開発機構宇宙委員会評議員、一般財団法人リモート・センシング技術センター理事などを兼任されており、多忙な日々を送られている。

 同氏の講演は「1.グローバルな時代認識」から始まり、「2.インターネット発展の歴史とその本質とは?」「3.インターネット的視点での宇宙産業の問題とは?」について概観したあと、「4.2020年へ向けてのITトレンド」を提示し解説。そして、「5.日本政府のビックデータ戦略」に触れて、「6.ビックデータは最大のビジネスチャンス」を力説し、「7.インターネット的視点での宇宙開発の産業化の展望」について簡潔に行った。ある大手コンサルティング会社のキーマンは「これまでのビッグデータに関する説明で一番腑に落ちた」」と好評した。
会場一面

講演者 藤原氏


会場入口


  一時間半の講演時間はあっという間に過ぎた。聴講者からは、「データ公開とプライバシーとの関係についてどのように考えるべきか」「日本はなぜ海外に比べて遅れているなのか」「ビックデータに関わるビジネスにおいて日本企業等の強みとは何か」「宇宙開発の産業化における地球観測データの位置づけや展開の方向性」など、色々な質問が出され、藤原氏は丁寧に説明し見解を述べられた。しかも、このような議論は懇親会まで続いて、実に有り難い一時になったのである。


 真剣に聴講する、また懇親会で名刺交換する参加者

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2010年10月02日 in 東京大学






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